YAMADA CLINIC
医療法人 尚志会 山田産婦人科
お知らせ
病院・診療について
赤ちゃんにやさしい病院
母乳育児のすすめ
マタニティビクスなど
メディカルエステ
よくある質問
育児サークル
天使の産声
お祝いメール
Portugues(PDF)
web診療予約
モバイルサイト
お気軽にご相談ください
スタッフ募集
関連サイト紹介
よくある質問
子宮貧血 子宮癌 更年期障害 子宮内膜症 子宮頸管ポリープ 子宮外妊娠
各種届出・申請について
子宮貧血について
 妊娠中には、胎児に鉄分を取られやすいので、妊娠の3〜4割は鉄欠乏性の貧血になります。この状態を妊娠貧血と呼んでいます。妊娠5ヵ月ころになると、胎児の発育が盛んになるので、それに伴い母体の血液の量も増え始めます。ところが、この時にヘモグロビン(血色素)の材料である鉄分が不足しがちになります。これにより鉄欠乏性貧血になるわけです。

 貧血が強くなると、妊婦には、めまい・動悸・息切れ・頭痛などの症状が現れます。それに、胎児にも影響が出ます。胎児への影響としては、発育が悪くなって、生後に未熟児・虚弱児・心身障害児となってしまう場合もあります。分娩時に影響が出る場合もあります。微弱陣痛、弛緩出血などを起こしやすくなり、母体の抵抗力が落ちるために、分娩後に産褥熱にかかりやすくなるのです。
 微弱陣痛は次のような状態のことです。出産の時に胎児を外に押し出すために筋肉が強く収縮し、このことを陣痛といいますが、陣痛により子宮口が広げられ、そこから胎児や胎盤が押し出されます。この陣痛の力が弱ってしまうことを微弱陣痛といいます。微弱陣痛になると、出産の時間が長くかかってしまうこともあり、そのために生まれた子供への影響が出ることもあります。 
 また、弛緩出血というのは、分娩の後期に子宮の収縮が悪いために、胎盤が剥離した部分からの出血が止まらない状態をいいます。

 このように、妊婦貧血は様々な影響を胎児や妊婦に与えますので、妊婦貧血だとわかったら、適正な治療を受けなければなりません。主な治療は鉄剤の投与です。この他には、タンパク質や鉄分、ビタミン類など造血に必要な栄養素を食事で十分に取る必要もあります。

 また、妊婦貧血になるのは、妊娠以前に鉄欠乏性貧血、あるいはそれに近い状態にあった人が多いということがわかっています。ですから、結婚してこれから子供を産むことを考えている女性は、鉄分・ビタミン類・タンパク質などを十分にとるように、日頃の食生活をただしておくことが大事です。そして、妊娠をしてからは、妊娠前半期と妊娠後半期には、必ず血液検査を受けて、妊婦貧血になっていないか、などの状態を確認しておくことが大事です。
ページトップへ
子宮癌(ガン)について
 子宮癌には、子宮体部にできる子宮体癌と子宮頚部にできる子宮頚癌とがあります。子宮体部というのは子宮の本体の部分で、子宮頚部というのは子宮が膣に接する部分のことです。
 日本では子宮頚癌の方が圧倒的に多く、9対1の割合になります。この傾向はどこの国でも変わらないようですが、日本よりは子宮体癌の比率が高くなっています。しかし、日本でも最近は子宮体癌の割合が徐々に多くなってきています。子宮体癌の方がたちの悪い癌なので、心配な傾向です。
 
 子宮頚癌は、細胞診検査という集団検診の方法が確立されましたので、ごく初期の癌が見つかるようになり、死亡率が大変下がってきています。ですから定期的な検診を受けていればそれほど恐れることはありません。お産を経験した人に発生しやすい癌ですので、お産を経験した30歳以上の女性は年に1回は定期検診を受けることが推奨されています。
 症状で注意しなければならないのは、不正性器出血です。頚癌が少し進行した状態になると不正出血と”おりもの”がみられます。出血量は癌の進行とともに増大します。このような症状が出た場合には、定期検診の日まで待つのではなく、すぐに産婦人科で診断を受けるべきです。
 検診などで癌ということがわかった場合には、症状のすすみ具合により、様々な治療法がありますので、治療法については主治医とよく相談して決めてください。

 子宮体癌は、頚癌より高齢者に多く発生します。40代〜60代にかけてが最も多く発生し、閉経後に体癌を発症する人が8割以上を占めます。体癌は、頚癌と異なり出産経験がない人、不妊症の人などに多く発生します。また閉経が遅い、卵胞ホルモンを長期間使用していたなどの人でも子宮体癌が発生しやすいといわれています。
 最近では、こうしたハイリスクといわれる人に対して、老人保健法で集団検診も行われるようになっています。ですからもし自分がハイリスクに入ると考えられる人は、こうした検診とか、産婦人科での定期的な検診を受けることが必要です。
 子宮体癌はたちが悪いといっても、初期の段階で癌を発見すれば、9割程度の人が発見されてから5年以上生存するというデータも出ていますから、やはり定期的な検診が必要です。
ページトップへ
更年期障害について
 女性が老年期にさしかかるのに伴い、規則正しくあった月経が不規則になり、月経がなくなるまでの閉経前後の時期を更年期と呼び、この時期に起こる様々の身体的、精神的な不調を「更年期障害」と呼んでいます。
 更年期の訪れは、人によって多少のズレがありますが、44〜53歳の間にはほとんどの人が経験するようです。更年期障害が生じる年月は、これも個人差がありますが、2〜3年は続くといわれています。
 この時期は卵巣ホルモンの分泌状態が乱れるのですが、更年期障害はこのホルモンの分泌の変調により引き起こされるものと考えられています。この卵巣ホルモンはエストロゲンと呼ばれていますが、その低下・停止、さらに周囲の環境、本人の精神的な要因が複雑に絡まりあい、身体・精神の不調が生じてきます。

 身体・精神の不調は「不定愁訴」という言葉で表現されます。違和感を感じそれを口に表すことを愁訴といいますが、その違和感は本人だけが感じている場合が多く、他人の目から見るとよく分からないことが多いものです。このような本人にしか自覚できない体調を「不定愁訴」といっているのです。顔がほてる、のぼせる、頭重、肩こり、不眠症、いらいら、などがよく表現される不定愁訴です。

 薬物療法としては、一般的な女性ホルモンの投与、漢方薬、精神安定剤、睡眠導入剤、鎮痛剤などが使用されることが多かったのですが、最近では計画的なホルモン補充療法が行われることが多くなってきました。
 注意したいことは、更年期にそれらしい症状が出たとき、勝手に「更年期障害」と自己判断してしまわないことです。時に重大な疾病が隠されている場合があります。必ず医師の診断を受けたいものです。
ページトップへ
子宮内膜症について
 子宮内膜症は、本来は子宮の中にしかないはずの子宮内膜組織が、子宮の内腔以外の部位に発生する病気です。子宮内膜が子宮の筋肉組織に発生したものを内性子宮内膜症といい、子宮以外の部位に発生したものを外性子宮内膜症といいます。卵巣や腹膜など、骨盤の内側にある臓器などにできることが多く、これを特別に骨盤内子宮内膜症と呼んでいます。子宮内膜症は、20〜50歳代の女性に多く発生します。

 子宮内膜症にかかると、月経の際に下腹部痛を感じることが多くなり、経血の量も増えます。月経以外の時期に、腰痛、性交痛、排便痛、排卵痛などを感じることもあります。
 また、疾病が卵管や卵巣の周囲に発生した場合には、癒着により卵管の機能が妨げられて、妊娠しにくくなることもあります。

 子宮内膜症のはっきりとした原因は、今のところ分かっていません。ただし、20年ほど前に比べて3〜4倍に増えたとされていますので、今後は女性にとって要注意の病気といえます。
 子宮内膜症は、症状や年齢、内診や超音波検査から診断しますが、確実に診断するにはお腹の中を直接見るのが一番です。最近は、お腹を切る代わりにお腹に小さな穴を開け、腹腔鏡を入れて検査することも多くなっています。

 治療法には、手術療法とホルモン療法がありますが、両方の治療法を併用することもあります。手術療法では、子宮内膜症の病変部だけを摘出します。
ホルモン療法では、薬で女性ホルモンの働きを抑えて、病変を萎縮させます。いずれの方法を用いるか、あるいは併用するのかは、症状の強弱、年齢、病変の程度、出産を希望するかどうかなどを、医師と患者さんが十分に話し合って決めることになります。
ページトップへ
子宮頸管ポリープについて
 子宮は膣に近いほうから子宮頸部と子宮体部に分かれます。子宮頸部の入り口にあたるのが子宮頸管ですが、この粘膜に良性の腫瘍(ポリープ)ができるのが、子宮頸管ポリープです。ポリープは茎≠ェあり赤みを帯びて柔らかく、膣の入り口に向かって垂れ下がるような形になっています。
 痛みなどの症状はほとんどなく、おりもの(帯下)が多かったり、性交時の接触で粘膜から出血することなどがみられます。またポリープが大きくなると、そこに血液が行き渡らなくなって組織が壊死し、不正出血することもあります。しかし中には何の症状も出ない場合もあります。

 ポリープができるのは、ほとんどの場合一つだけで、大きさは、たいていのものが2〜3mmですが、ときには1cm程度になるものもあります。
 原因はよく分かっていないのですが、子宮頸部の炎症から粘膜が増殖してできたり、ホルモンの作用がもとになっているのではないかとみられています。
 治療は、手術でポリープを摘出します。鉗子を使ってポリープを根本からねじりとる簡単で安全な処置で、たいていの場合外来で受けることができます。ただしポリープが非常に大きくなった場合などには、入院が必要になることもあります。また、手術で切除しても何度もポリープができやすい人もいます。
 子宮頸管ポリープそのものは良性ですが、ときに子宮頸がんがポリープ状になっていることもあります。念のため、摘出したポリープは組織検査をしてもらいましょう。
ページトップへ
子宮外妊娠について
 女性の卵子と、膣から送りこまれた男性の精子は、子宮の奥にある卵管というところで合体し受精卵となります。受精卵が分裂を繰り返しながら子宮に向かって移動し、子宮内膜に着床することが、妊娠するということです。ところが、受精卵が子宮以外のところに着床してしまうことがあります。これが子宮外妊娠です。

 子宮外妊娠は、まれに卵巣、腹腔、頸管などでも起きますが、その90%と頻度が高いのは卵管への着床です。過去に炎症を起こし、卵管が癒着している場合などに多いとされています。しかし、そうでないこともあり、原因はよくわかっていません。

 子宮外妊娠になると、尿検査で妊娠反応が出ているにもかかわらず、超音波断層法で子宮内の胎児(8週目までは胚子という)やそれに関連する部分が見られなかったり、子宮以外のところから、胎児の心拍が聞こえたりすることもあります。

 不正出血や、立っていられないくらいの激しい下腹部の痛みが突然起こるのも典型的な症状です。下腹部の痛みは、卵管が破裂しおなかのなかに出血したために起こるものです。大量に出血した場合は、顔色が蒼白になり、冷や汗をかくといったショック症状が現れ、母体の生命も危険になります。

 また、必ずしも症状は激しいとは限らず、さほど強くない下腹部痛と少量の不正出血が続くといった形で推移し、診断がたいへん難しいこともあります。こうした症状が現れるのは、だいたい妊娠6〜8週目くらいです。

 もし、激痛があり、ショック症状がみられるようなときには、一刻も早く救急車で病院へ行くことが必要です。治療は、多くの場合、卵管を切除するなどの手術が施されます。

 卵管を保存する手術法もありますが、母体の条件や行うことができる病院が限られています。また、薬剤を使い、胎児を吸収する方法もありますが、効果は不確実です。
ページトップへ
各種届出・申請について
妊娠した時赤ちゃんが誕生した時、いろいろな届出・手続きがあります。
今後の社会生活を営むために必要であることは当然。それ以外に、行政上の各種サービスを受けることができます。かわいい赤ちゃんのためにも忘れずに早めに対応していきましょう。詳細は、お住まいの市町村役場に確認してください。
妊娠がわかったら
妊娠届
妊娠がわかりましたら、お住まいの市町村役場(または保健所)に妊娠届を行う必要があります。届出用紙は当院で発行しますので、必要事項を記入して届出をしてください。この届出が完了しますと、”母子健康手帳”が交付されます。
赤ちゃんが誕生したら
出生届
赤ちゃんが生まれて、2週間以内に役所に出生届を行わなければなりません。お名前が決まりましたら、速やかに届出をしてください。この際、出生届証(当院発行)・母子健康手帳・印鑑が必要です。
健康保険加入・出産育児一時金の申請
赤ちゃんの出生届が完了しましたら、健康保険に加入申請を行ってください。保護者の健康保険の種類により申請が異なりますので、それぞれの事業所または役所にご相談ください。加入完了後に出産育児一時金の申請を行ってください。
乳幼児医療費の助成申請
赤ちゃんの通院、入院時の保険診療の自己負担分が助成されます。赤ちゃんの健康保険の加入が完了しましたら役所にて申請してください。
児童手当の申請
児童を養育している方に受給されます。但し、所得制限限度額、扶養親族の数などで受給できない場合があります。詳しくは役所へ確認してください。
ページトップへ